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骨と筋肉の衰えを防ぐ

宇宙に行くと骨がもろくなるのはなぜ?

私たちは普段、全く意識することはありませんが、実は重力の負荷が掛かった状態で生活しています。ところが、宇宙に行くと無重力状態になるため、重力という負荷が掛からなくなります。そして、ふわふわと浮いたりすることができるわけですが、この状態は、骨にとってはあまり好ましくありません。骨の中にあるカルシウムは、骨にとって適度な刺激を与えないと溶け出してしまうといわれています。骨に全く負荷の掛からない宇宙での生活ではなおさらです。しかも、骨から溶け出したカルシウムは、尿の中に流れ出してしまい、これが長く続くと激痛を伴う尿管結石の原因になることも考えられます。加齢により、骨密度が低下して骨粗鬆症になったりしますが、宇宙に行くとこういった状態とよく似ているかもしれません。対策としては、骨粗鬆症の治療薬でもある「ビスフォスフォネート」という薬をあらかじめ注射しておいたり、宇宙に行ってから服用したりすることである程度骨密度の低下を防ぐことができるようになりました。また、もちろん骨に負荷を掛けるための運動は欠かせません。

「日々の筋力トレーニングは欠かせない

宇宙での船外活動のためや骨密度を保つ意味でも、毎日の筋力トレーニングは欠かせません。また宇宙から地球へ帰還した後の生活のためにも必要です。特に長期滞在する場合には、1日2時間のトレーニングが義務付けられています。どんなトレーニングをするのかというと、トレッドミルというランニングマシーンや、エルゴメーターという自転車を漕ぐマシーン、体を固定しておき手すり状になったバーベルを持ち上げるようなマシーンなど、数種類用意されています。美しい地球を眺めながらランニングマシーンで走るのは、楽しんでトレーニングできそうでいいですね。